2008年 08月 28日
もう秋です。なので2009年夏用「魚のダシから作るレッドカレー」 |
こんにちは、久しぶりにレシピ自体を書きます
NIRO FOOD GRAPHICS ハラシマ マサミです(写真左)。
3人のそれぞれが想うカレーを三週に渡って、綴ってまいりましたが
今週、僕のこのカレーで夏と共に毎年恒例になりました、
N.F.Gプレゼンツ『Niro Curry Festival '08』を〆たいと思います。
このカレーを考えてるとき、毎日、毎日猛暑でした。
うだるような暑さに、心も体も疲れきっていました。
なので。
暑さで疲れたカラダにスパイスで癒しの刺激を与え、皆様にも夏の後半を乗り切って
頂こうかと思いまして「さっぱりとした冷たいレッドカレー」を考えました。
しかも、サラッと食べやすいようにうどんにしたんです。そう、「これだ!」って思ったんです。
しーかーしー。
ここのところ。
大変涼しく、過ごしやすい秋の足音が聞こえる季節になりましたね。
秋ですね。
ということで。
「来年の夏向け!冷たいレッドカレーうどん」です。
魚のダシとトマトベースで作るカレーはスパイシーかつ、あっさり。
カレー本来の美味しさを生かしつつ、さらっとしたしつこくない
あと味に仕上げた冷たいレッドカレーです。
ツルッとしたのど越しと、ほど良い食感の細切りの
うどんが絶妙にレッドカレーと絡み合います…。
是非!来年の猛暑の日に、お試し下さい!!
すでに秋ですので秋の夜長を楽しむ意味合いを込め、せっかくならダシから作りましょ。
白身魚のアラと香味野菜を炒めて水・白ワインとを加えて煮出した、簡単お出汁です。
いろいろ作り方はありますが、普段使う野菜のクズなどを使ってできるバージョンでどうぞ。
●魚のお出汁
<材料>
魚のアラ 1匹分
にんにく 1片
玉葱 1/2個
人参 1/2本
セロリ 1本
長ネギ 1本
トマト 1個
白ワイン 200cc
レモン(皮ごと) 1/2個
オリーブオイル 適量
水 2000cc~
(ブーケガルニやホワイトペッパーのホールがあればそれらも使って作ってみてください)
<お出汁のとり方>
1、魚のアラなど血合いや内臓を取り、流水でさらしておきます。30分から1時間くらいが目安です。
(その間に、野菜とか切り出しておきましょう)
2、そのアラをオイルで炒めます。そこにカットした香味野菜を加えてさらに炒め、水・白ワイン・レモン汁を加えます。
3、沸騰したら、コトコト沸騰を続ける程度の火加減で、アクを取りながら20分~30分くらい煮込めばOKです。
煮込み終わったら、漉して出来上がり!
結構、簡単にお出汁って取れますので、試しにやってみてください。
香味野菜は、玉葱や人参・セロリなどの香味野菜は、いつも料理をしたときに出る皮やクズを冷凍して取っておいてそれを使ってもOKです。魚のアラ1匹分に対して、香味野菜300g~600gくらいあれば美味しいお出汁が取れるかなと経験上言えます。
●レッドカレー部分
<材料>
にんにく 1/2片
しょうが 10g
玉葱 1個~
トマト 3個~
魚のお出汁 600cc~
カレー粉 大2~(お好みで)
塩・胡椒
うどん
鶏肉、海老、竹の子、キャベツなどなど、肉でも魚でも野菜でも合いますので
来年の暑い夏の日に体調や胃と相談して具材を決めてください。
<作り方>
1、にんにくをつぶしてオイルで揚げるように香りを出す。
2、そこにアラみじんにしたショウガ、タマネギを入れて水分が飛ぶ程度炒める。
(キツネ色になるまで炒める必要はありません。)
3、そこにトマトをつぶしながら入れ、お好みの具材も入れてください。
そして先ほどとったお出汁を入れて30分程煮てください。
4、最後にカレー粉をお好みの量をカレー味になるように入れて下さい。
塩・胡椒で味を見て初期的完成。
5、冷ましましょう。でキンキンに冷やしたカレーに細めのうどんを入れて最終的に完成です。
もう少し寒くなったら、温かいカレーとしてお楽しみ下さい。
温かくても美味しいですし、お出汁が効いているのでカレー鍋や
もうこの際、秋なんですからカレー粉なんか入れないで
ブイヤベース鍋なんかにしても、暖かい晩秋を迎えられると思います。
『Niro Curry Festival '08』3rdSTAGE 終了。
また来年どぞ。
NIRO FOOD GRAPHICS
ハラシマ マサミ
by nirofoodgraphics
| 2008-08-28 09:42
| ■ディレクターズカット版